Rをつかってみよう

Kanazawa.R #1

伊東宏樹

2024-06-29

[CC-BY-SA]

はじめに

Kanazawa.R にご参加
ありがとうございます。

自己紹介

本日の内容

  • Rの紹介

  • Rをつかってみる(実演)

  • さらに知るには

“R”ってなに

[© 2016 The R Foundation, CC-BY-SA 4.0]

統計計算・グラフ作成向けのプログラミング言語&環境

特長

  • 統計計算に特化した機能

    • パッケージが充実
  • オープンソース

  • 無料で使える

  • コミュニティが充実

  • だれでも参加できる

なぜ“R”という名前なのか

最初の作者のファーストネーム (Robert Gentleman and Ross Ihaka) と、“S”言語から1

Rで できること

  • 統計解析

  • 機械学習

  • データの操作・整形

  • データの可視化

  • などなど

Rをつかっている人

  • 学術
    • 医学・農学・生態学・心理学など
  • 業務
    • IT系・医療系など
      • データ分析一般
        • なかでもマーケティング(広告効果等)
      • データ可視化(グラフ・ダッシュボード等)
      • 電子カルテサポートシステム(開業医)

パッケージ

  • 機能を拡張する関数やデータなどをまとめたもの

    • 各種の統計解析法

    • きれいなグラフ作成

    • YouTubeをみる1

    • などなど

  • ユーザーが自分でパッケージを作れる

CRAN (Comprehensive R Archive Network)

  • 「しーらん」または「くらん」

  • 利用可能なパッケージのハブ

  • 審査をとおるとCRANにパッケージが登録される

  • 21019個のパッケージが登録されている(2024年6月29日現在)。

  • 世界各地にミラーがある

Rコミュニティ(日本国内)

  • Tokyo.R, SappoRo.R, fukuoka.R など、各地で勉強会が開催されている。

  • Japan.R

    • 各地のコミュニティがあつまるイベント

R vs. Python

  • 統計分析のパッケージはRの方が豊富

  • 機械学習はPythonの方が充実

RとPythonは仲良し

  • RからPythonを使える

    • Pythonが得意なところをPythonで処理させたりできる

Rのインストール

CRANからインストーラーをダウンロード

WebR

Webブラウザで使えるR

Demo: https://webr.r-wasm.org/latest/

Dockerイメージ

R Commander

  • GUI環境

  • install.packages("Rcmdr") でインストール

    • macOSではXQuartz (X11環境) のインストールが必要
  • library(Rcmdr) で起動

    • macOSでは、XQuartzのxtermでRを起動して、そこからR Commanderを起動するのが確実

RStudio

  • R向け(Pythonも)統合開発環境 (IDE)

  • RMarkdownやQuartoといったパブリッシングシステムもサポート

  • ダウンロード https://posit.co/downloads/

実演

RStudioに移動します

さらに知るには

ネット上の情報源

公式メーリングリスト群(英語) (https://www.r-project.org/mail.html)

公式Mastodon(英語)https://fosstodon.org/tags/RStats

Tokyo.RのSlack (r-wakalang) https://r-wakalang.slack.com

mandaRa https://scrapbox.io/mandaRa/

図書

Rによる統計解析

RStudioの使い方など